Contents
干物の焼き方・保存方法
■干物の美味しい焼き方
干物は焼き方次第で味がかなり変わります。
釜鶴の干物はうす塩で生干し仕上げになっています。
お魚の種類によっても焼き加減は変わってきますが、一番のコツは「焼きすぎない」ことです。
遠火の強火で皮を6.5割程度焼き、魚の油がジュワ~っと出てきたら裏返し、身を3割焼いて、皮と身の間に油が回り、皮と身が分かれた感じがになったら、最後に皮目に戻り0.5割焼くことで、しっとりジューシーな焼き加減となります。
両面焼グリルの場合は、アルミホイルなどを使って調節してください。
干物の表面にお酒などを塗って焼いても風味が増します。
焼きすぎるとせっかくの干物が硬くなってしまいますのでご注意ください。
「金目鯛が魚焼グリルに入らない」と言われることがあります。
大きめの魚は頭と尾を切り離し、身の部分を焼きやすい大きさに切り分けて焼いてください。
頭と尾は軽くあぶって、潮汁や味噌汁などにお使いいただけます。
みりん干しは特に焦げやすいので、ゆっくりと時間をかけて焼き、途中串などを刺して
焼加減を確認してください。
冷めると硬くなりやすいので、早めにお召し上がりください。
冷凍保存した干物は、身の薄いものは解凍せずに凍ったまま弱火で、サバやサワラのように厚みのあるものは半解凍してから焼いてください。
できれば、まずはお醤油をかけず、干物本来の味を味わってみてください。
■保存方法
-18℃以下で保存してください。
解凍後は早めにお召し上がりください。