こだわり

皆様の「地物が食べたい!」の声にお応えしています。
今では、熱海で自社製造している干物屋さんは本当に数少なくなってしまいました。
釜鶴では、五代目が毎日市場に足を運び、自らの目で納得した魚だけを仕入れています。

150年の伝統を受け継ぐ魚さばきと、天日塩を使用したうす塩の絶妙な塩加減は、 ベテラン職人の手作業ならでは。 酸化防止剤などは一切使用せず、安心、安全な無添加干物に仕上げています。
親子五代の伝統を守りながら、伝統にとらわれることなく、 アンチョビ、骨なしアジ、伊勢海老の干物など、革新的な商品づくりにも取り組んでまいります。

店舗では、地物を中心に、常時30種類以上の干物を取り揃え、 お客様に、季節を味わう喜び、鮮度抜群の地魚を味わう喜びを感じていただける、 そんなお店づくりを心がけています。




歴 史

『釜鳴屋 平七』
安政四年(1857) まぐろ網利権の事で、網元と漁民の間に争いが起こり、重税に苦しむ漁民の為に、 網元であるにもかかわらず、時の代官「江川太郎左衛門」へ直訴に及び、 ただ一人首謀者として捕らえられ、五年間の入牢の末、 八丈遠島の途中、伊豆大島にて絶命しました。

釜鳴屋平七の三男鶴吉は、当店「釜鶴」を興し、 今日まで親子五代の長きにわたりご愛顧をいただいております。 平七の心を味に・・・熱海の老舗としての歴史を大切に、真心こめた「干物」を、 皆様に安心してご賞味いただけるよう努めてまいります。